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イケメンエリートの欠点
第5章 かけ離れた幸福

「嫌って言うのとはまたちょっと違って。私も賢哉の事は変わらず好きだし。…ただ、ほんとなら私、賢哉みたいなひとに好きになんかなってもらえないはずだったなのにって思うと、色々考えてしまって」
「『好きになんかなってもらえない』って、どうして?」
美苗がきょとんとする。
「玲那さん素敵よねえ?お料理はプロ級だし、髪も肌もつやつやで綺麗だし。プロポーションも抜群で…何より、なんか小動物みたいで可愛い」
テーブルの向こう側から、莢子が微笑んでくる。
「『好きになんかなってもらえない』って、どうして?」
美苗がきょとんとする。
「玲那さん素敵よねえ?お料理はプロ級だし、髪も肌もつやつやで綺麗だし。プロポーションも抜群で…何より、なんか小動物みたいで可愛い」
テーブルの向こう側から、莢子が微笑んでくる。

