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イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ

「買ったまま、まだ一回も使ってないやつがあるの。アロマティックハーブの香りで、お湯に入れると乳白色になるー」
最後まで言えなかった。
背後から速攻で却下される。
「だめ」
「たまにはいいじゃない。凄くいい香りなんだよ。独身時代は毎晩色んな入浴剤入れて、リラックスしながら小説読んだり音楽聴いたりー」
自分の意見を頭ごなしに否定する賢哉に玲那がむきになりかければ、突如耳朶に柔らかな息がかかった。
「今は『独身時代』じゃないだろ?」
玲那の耳元に唇を寄せ、賢哉は言い聞かせるように告げた。
最後まで言えなかった。
背後から速攻で却下される。
「だめ」
「たまにはいいじゃない。凄くいい香りなんだよ。独身時代は毎晩色んな入浴剤入れて、リラックスしながら小説読んだり音楽聴いたりー」
自分の意見を頭ごなしに否定する賢哉に玲那がむきになりかければ、突如耳朶に柔らかな息がかかった。
「今は『独身時代』じゃないだろ?」
玲那の耳元に唇を寄せ、賢哉は言い聞かせるように告げた。

