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イケメンエリートの欠点
第7章 波乱の予感

「舐めようとしてただろ。なら俺が舐めても玲那が舐めても、どっちでも同じじゃん?」
爽やかに言い当てられ、玲那はかなり分が悪くなる。
「…し、してない。ティッシュで拭こうとしてたし」
「ほんとにい?」
賢哉の見透かしたような双眸を前に、玲那は観念するしかない。
赤い顔で黙った玲那に賢哉は吹き出し、それから妻が怒るよりも早く両手を合わせた。
「今日の朝ご飯もすっごく美味しそう。いただきまーす!」
「あー!またそうやって賢哉は上手く逃げるんだからっ」
食パンに手を伸ばした賢哉に、玲那は頬を膨らませた。
爽やかに言い当てられ、玲那はかなり分が悪くなる。
「…し、してない。ティッシュで拭こうとしてたし」
「ほんとにい?」
賢哉の見透かしたような双眸を前に、玲那は観念するしかない。
赤い顔で黙った玲那に賢哉は吹き出し、それから妻が怒るよりも早く両手を合わせた。
「今日の朝ご飯もすっごく美味しそう。いただきまーす!」
「あー!またそうやって賢哉は上手く逃げるんだからっ」
食パンに手を伸ばした賢哉に、玲那は頬を膨らませた。

