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イケメンエリートの欠点
第7章 波乱の予感
「後ろめたい何かがあったとしたら、そもそもカフェに行った話を俺にしてこないと思うんだよね。『美祈さんとはファミレスでお茶した』って言い換える事も出来るわけだし。だって俺は、それが正しいかどうかなんて知りようがないんだからさ」

「それは、まあ…」

「元カレ云々の部分はぼかしこそすれ、話してくれてたって事は何もない証拠だから、そりゃ嬉しいよ。だからそんなに俺の顔色窺ってこなくても…あ」

賢哉の声音が、不意に一段高くなる。

「時間ギリギリだ。そろそろ行かないと」

急ぎ気味に残りの料理を平らげて、苺をひと摘まみした賢哉は立ち上がった。
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