この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンエリートの欠点
第3章 水の中での戯れ

派手な水飛沫と音。
賢哉を下に、ふたりは重なるように浴槽の中に倒れ込んだ。
上になった玲那は一瞬お湯に顔をつけたくらいで済んだが、彼はほぼ完全に身体が沈んでいた。
「賢哉!賢哉大丈夫!?」
大声で夫の名を呼びながら、玲那は急いで彼の腕を引っ張った。
自分が急にお風呂を出ようとしたから。
ふらついた自分を助けてくれて、こんな事になってしまった。
必死に彼の腕を掴んでいれば、不意に重みを全く感じなくなる。
湯船の中から自分自身で起き上がってきた賢哉に、玲那は心底ほっとした。
賢哉を下に、ふたりは重なるように浴槽の中に倒れ込んだ。
上になった玲那は一瞬お湯に顔をつけたくらいで済んだが、彼はほぼ完全に身体が沈んでいた。
「賢哉!賢哉大丈夫!?」
大声で夫の名を呼びながら、玲那は急いで彼の腕を引っ張った。
自分が急にお風呂を出ようとしたから。
ふらついた自分を助けてくれて、こんな事になってしまった。
必死に彼の腕を掴んでいれば、不意に重みを全く感じなくなる。
湯船の中から自分自身で起き上がってきた賢哉に、玲那は心底ほっとした。

