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イケメンエリートの欠点
第8章 天秤にかける選択

「しないし、不倫なんて」
「ダブル不倫がバレた友達知ってるけど、自業自得とは言えかわいそうなくらい痩せちゃってる。一夜の遊びならともかく、やるなら徹底しないと」
「だからー!しないってば、不倫!」
積極的に火遊びを推奨するかのような美祈に業を煮やし、テーブルを強めに叩けば、周囲の注目を一身に浴びる。
どう考えても、昼間のファミリーレストランで大っぴらに話すようなものではない。
玲那は縮こまり、周りの目がどうにか気にならなくなってきた頃、ここぞとばかりに小声で美祈を責める。
「もー、美祈さんのせいだからね。恥|掻いちゃった」
玲那は頬を膨らませるが、美祈は全く堪えていない。
「ダブル不倫がバレた友達知ってるけど、自業自得とは言えかわいそうなくらい痩せちゃってる。一夜の遊びならともかく、やるなら徹底しないと」
「だからー!しないってば、不倫!」
積極的に火遊びを推奨するかのような美祈に業を煮やし、テーブルを強めに叩けば、周囲の注目を一身に浴びる。
どう考えても、昼間のファミリーレストランで大っぴらに話すようなものではない。
玲那は縮こまり、周りの目がどうにか気にならなくなってきた頃、ここぞとばかりに小声で美祈を責める。
「もー、美祈さんのせいだからね。恥|掻いちゃった」
玲那は頬を膨らませるが、美祈は全く堪えていない。

