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乳房星(再リフォーム版)
第54章 メモリーグラス
「てつろうさん!!あなたは研究が世に認められたからゆりこさんと結婚すると言うたけど、うちら家族がどないおもとんか分かってへんみたいね!!」
「優香義姉さんは、オレとゆりこの結婚にどなな不満があると言うねん!!」
「不満があるからいよんじゃないのよ!!うちら家族はもう少しの間だけ待つことはできないのかといよるのよ!!」
「もう少しの間だけ待てといよる意味が分からんねん!!あんたらは、なんだかんだ言うて頭ごなしに反対を唱えているじゃないか!!」
「てつろうさん!!」
「義姉さんやめて!!」

ブチキレを起こした優香を由芽がなだめに入った。

「由芽さんは介入しないで!!」
「義姉さん、おちついてよぉ~」
「あのね!!てつろうさんは甘ったれているのよ!!甘ったれているから強烈な声で怒鳴りつけないと分からんのよ!!」
「おちついてよぉ~」
「やかましい!!てつろうさんの甘ったれた性格を直す方法は怒鳴りつけて、はりまわしてヤイトすえるしかないのよ!!あなた!!ヤイト(お灸)持ってきてよ!!」
「おい優香、落ち着けよぉ~」
「やかましい!!早くヤイト持ってきてよ!!」

優香が激怒したので、家族総出で優香を押さえ付けた。

結局、話し合いはもの別れに終わった。

なので、晩ごはん後にもう一度話し合いをすることにした。

話しは、晩ごはん時のことであった。

3・5世帯の大家族とてつろうとゆりこは、同じテーブルで優香と由芽が作った晩ごはんを食べていた。

てつろうは、政子から『晩ごはんを食べたあとおかーさんとおとーさんからお話しがあります。』と怒った声で言われたことに腹を立てていた。

なので、ひとくちもごはんを食べていなかった。

向かいに座っている由芽が、過度にやさしい声でてつろうに言うた。
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