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乳房星(再リフォーム版)
第5章 そして、神戸・その2
時は、正午頃のことであった。

ビービー泣きながら走った私は、となりの松川村にある大糸線の無人駅に着いた。

その後、私は待合室のベンチに座ってのんびりと考え事をした…

そんな時であった。

無人駅の近くにある雑貨屋さんの店頭に置かれているラジオのスピーカーから、信越放送ラジオで放送されているリクエスト番組が流れた。

スピーカーから、内山田洋とクールファイブの歌で『そして、神戸』が聞こえた。

私は、歌が流れている間ぐすんぐすんと泣いた。

『ちいさい秋みつけた』『遠くへ行きたい』『ドナドナ』『おふくろさん』『終着駅』『折鶴』『恋の街札幌』『そして、神戸』『かあさんの歌』『シクラメンのかほり』『愛の始発』『北の宿から』『時の過ぎ行くままに』『酒と泪と男と女』『精霊流し』『愛の終着駅』『津軽海峡冬景色』『ヘッドライト』『夕焼け雲』『この空を飛べたら』『かもめはかもめ』…

このあとも、ラジオから悲しい歌ばかりが流れていたので、私は泣いてばかりいた。
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