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乳房星(再リフォーム版)
第100章 長い夜
「てつろうさん。」
「ゆりこ。」
「あのね…ゆりこね…胎内に赤ちゃんがいるの…」
「赤ちゃん…」
「徳島で…」
「待ってくれ!!」

てつろうは、ゆりこに『それ以上言うな!!』と言うて話しを止めた。

「てつろうさん、ゆりこは大事なことを話さなアカンけんいよんよ!!」
「いいからそれ以上言うな!!」
「てつろうさん…」
「今から尾鷲へ行こう!!実家の家族にわけを全部話す!!…気持ちは変わった…市役所の人たちに頭下げて、雇ってくださいとお願いする!!…ゆりこ、一緒に尾鷲へ行こう!!」

このあと、てつろうはゆりこを連れて尾鷲市へ向かった。

話しは、11月13日の正午過ぎであった。

ところ変わって、尾鷲市のたつろうさんの実家にて…

実家の大広間に、政子六郎夫婦とてつろうとゆりこと尾越(おこえ)の家の家族4人と日奈子の9人がいた。

この時、日奈子が麗彦と結婚したくないのでお見合いを断りたいと政子六郎夫婦に申し出たことによる話し合いをしていた。

その時に、てつろうがゴリ押しで入ったけんややこしくなった。

てつろうは、元彦の前でドゲザした。

そして、ゆりこと別れてくれとコンガンした。

「元彦さん…お願いです…ゆりこさんと別れてください…」

えっ?

ゆりこさんと別れてくれって…

それ、どういうことやねん…

てつろうからトートツに言われた元彦は、ひどくコンワクしていた。

ソレを聞いた政子は、激怒した。

「てつろう!!あんた何いよんかしら!?」

元彦のそばにいた美代子は、おたついた声で政子に言うた。

「政子さん、おちついてよぉ~」
「あんたはだーってよ!!」
「政子さん…」
「うちは、てつろうがおかしいこといよるけん怒っとんよ!!(六郎に向けて)あんたもだーとらんとてつろうをどついてよ!!」

ちょっと待ってくれ…

なんでオレがてつろうをどつきまわさなアカンねん…

六郎は、ものすごくつらそうな表情を浮かべながらつぶやいた。

ソレを聞いた美代子は、つらそうな声で政子に言うた。
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