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乳房星(再リフォーム版)
第112章 暗夜航路・その2
さて、その頃であった。

またところ変わって、中浜町にある伊予銀行の支店にて…

施設に出戻ったゆりこは、小学校時代の恩師夫婦のコネで伊予銀行の1年契約の行員で再就職した。

ゆりこは、帳簿に記載されている金額が正しいかどうかを調べる仕事をしていた。

しかし、この日はソートーイラついとった。

そんな時であったけど、支店長がヘラヘラしたツラでゆりこのもとへ来た。

「(ヘラヘラ笑いながら言う)鳥居くん…ちょっとかまんかなぁ~」
「ゆりこ!!手がいっぱいなんだけど!!」
「(ヘラヘラ笑いながら言う)ああ、すまんかったねぇ~」
「支店長!!」
「ああ、そないに怒らんといてーなぁ~」
「話ならあとにしてください!!」

ゆりこに怒鳴られた支店長は、ヘラヘラ笑いながら言うた。

「すまんねぇ~せやけど、今じゃないと話ができんねん~この通り~」

支店長は、ヘラヘラ笑いながら両手を合わせて『話きいて~』と言うた。

ゆりこは『イヤ!!あとにして!!』と言うて拒否した。

ゆりこから拒否された支店長は、女々しい声で言うた。

「あとにしてあとにしてって、ほな、いつ話したらええねん~」
「支店長!!大の男がメソメソメソメソメソメソメソメソメソメソ泣かんといてや!!なんやねんあんたは一体!!ゆりこ!!メソメソ泣き虫で三角お顔の男の子は大きらいなのよ!!」
「ワシのどこが三角お顔ぞぉ~」
「はぐいたらしいわねザメザメ支店長!!」

支店長は、より女々しい声でゆりこに言うた。

「あのなぁ~ワシは急いどんぞ…(松山の)本店の人がはよせぇはよせぇいよんぞ~」
「本店がどないした言うねん…本店がどないした言うねんといよんのに聞こえてへんの!?」
「(ますます女々しい声で)ワシは本店の人から大事なことを頼まれているんだよ…」
「そういうことはあとにしてといよるでしょ!!」
「今じゃないとできんねん~」
「はぐいたらしいわねオカマ支店長!!あんたはゆりこの仕事のてぇとめたけん、はりまわしたろかとおもとったんよ!!」
「はりまわさんといてくれぇ~」

ゆりこにいて回されそうになった支店長は、ものすごく困った声で言うた。
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