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乳房星(再リフォーム版)
第10章 釜山港へ帰れ
「晶姐はん。」
「なあに?」
「ここは…ごはん屋さんですね…」
「そうよ。」
「ここ、晶姐はんの…いえ…ですか?」
「そうよ…お店は、一番上の姐はんの夫婦が営んでいるのよ。」
「…と言うことは…先生のいえであると言うことですか?」
「そうよ…一緒に入ろうね。」

私は、晶姐はんと一緒に店内に入った。

晶姐はんと私が店に入った時、一番上の姐はんのダンナさまがあぐらをかいてイスに座ってハングル文字の東亜日報を読んでいた。

晶姐はんは、ダンナさまに声をかけた。

「義兄(にい)さん。」
「ああ、晶ちゃん。」

ダンナさまは、あわてた様子で新聞をテーブルの上において、イスから立ち上がった。

「ああ、お待たせ。」
「よーくん連れて来たわよ。」

ダンナさまは、気さくな声で私に話しかけた。

「ああ、よーくん、よぉきたねぇ~」
「初めまして…あの~…先生はいらっしゃいますか?」
「ああ、もうすぐ帰って来るよ…奥の居間に嫁はんがおるけん、おうたって~な。」
「よーくん、行こうね。」

晶姐はんは、私の手を引いて奥の居間へ向かった。

ところ変わって、奥の居間にて…

晶姐はんの一番上の姐はんは、奥の居間でエンドウ豆の皮むきをしている。

晶姐はんと私が居間に入った時、一番上の姐はんはにこやかな声で私に話しかけた。

「あら、よーくん。」
「あっ、はい…」
「よぉきたねぇ~」
「あっ、はい…」

晶姐はんは、とまどい気味になっている私に一番上の姐はんを紹介した。

「よーくん、初めてだったねぇ…紹介するわよ。一番上の姐はんの遥よ。」
「よーくん初めまして…遥よ。」
「あっ、はい…」

私は、遥姐はん(一番上の姐はんは以後遥姐はんと表記する)に施設長さんのことを訪ねた。

「遥姐はん。」
「なあに?」
「先生は…どちらにいらっしゃいますか?」
「ああ、眞規子のことね…もうすぐ帰ってくるわよ。」
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