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乳房星(再リフォーム版)
第129章 恋し浜
3月11日朝8時頃、A班のメンバーたちは専用機に乗って旅に出た。

専用機は、シドニー国際空港を出発したあとオーストラリア東岸を通って太平洋に出たあとカリフォルニアへ向かう予定である。

その時にまた非常事態が発生した。

午後2時45分頃であった。

専用機のスピーカーからチャイムが鳴った。

気象庁から緊急地震速報が入った。

「緊急地震速報!!緊急地震速報!!東北地方で最大震度112ガル!!」

それを聞いた私の心に、より激しい動揺が走った。

この時、専用機は南鳥島の西の海上を飛行していた。

フライトスケジュールは、カリフォルニアへ向かう前に北日本から西日本の太平洋側の地域の空港で時間調整のために夕方4時頃に着陸することになっていた。

けど、気象庁から大津波警報・津波警報を発令したから着陸するなと言う知らせが入ったけん、専用機が着陸できなくなった。

私は、大急ぎでバイオ(ノートパソコン)を開いてブックマークから気象庁のホムペに入った。

そして、大津波警報・津波警報・津波注意報の欄にクリックして開いた。

北海道から千葉県外房沿岸に大津波警報…

東京湾から西日本の太平洋沿岸と沖縄にも津波警報が発令された。

3時過ぎに、北海道から西日本・沖縄の太平洋一帯に大津波警報が発令された。

たいへんだ!!

着陸できない!!

この時、徳島阿波おどり空港・高知龍馬空港に着陸する予定でいたが、四国の太平洋沿岸に大津波警報が発令されたので着陸できなくなった。

青森三沢・仙台・羽田・セントレア・関西・神戸・宮崎の沿岸沿いにある空港も着陸できない…

東日本と北日本の内陸の空港も大パニックを起こしているので着陸できない…

どうしよう…

どうしよう…

それから何分か後だったが、巨大津波が東北から関東の沿岸に押し寄せた。

その間、A班のメンバーたちは缶詰め状態になっていた。

またフライトスケジュールが変更になった…

このままカリフォルニアへ向かう場合、燃料は持つのか…

どないせえ言うねん…
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