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乳房星(再リフォーム版)
第133章 北の宿から・その2
「マァマ。」
「なあに?」
「ジョーくんは、いつ結婚したの?」
「22の時よ…松山の大学にいた時に、マクドのバイトで知り合ったのよ…卒業してすぐに結婚したのよ…3人の女の子のパパよ。」
「3人の女の子…」
「上のコは23、二番目のコは高1、三番目のコは小6よ。」

私は、ジョーくんの上の娘さんに抱きついている赤ちゃんをみた。

マァマは、私にジョーくんの上の娘さんのふくよか過ぎる乳房に抱きついている赤ちゃんのことを言うた。

「上の娘さんの赤ちゃんよ…生後2ヶ月よ。」
「え?…ジョーくん…」

ジョーくんは、私にジイジになったことを伝えた。

「よーくん、オレ…2ヶ月前にジイジになったよ。」
「ジイジに…なった…」
「せや。」

ジョーくんは、私に嫁はんはまだかなと言うた。

「よーくんは、まだかなぁ…」

そばにいたヨリイさんがジョーくんに言うた。

「よーくんは、忙しい日々がこれからもつづくから、お嫁さんさがしをする時間はないのよ。」
「ない…ほな、どないすんねん?」

ジョーくんが言うた言葉を聞いた大番頭はんたちが顔をしかめた。

ジョーくんは、おどろいた声で言うた。

「どないしたん?」

マァマは、しかめた声でジョーくんに言うた。

「よーくんの結婚のことは言われんと言うたでしょ!!」
「(しょぼくれ顔で)すんまへん…」
「よーくんは8年8ヶ月の間、休みを返上してあちこち動き回ったのよ!!」

大番頭はんは、マァマに言うた。

「まあまあ、もうよろしおまっしゃろ…せっかくおいしいケーキとコーヒーをいただいている時にそなな話はやめまひょや。」
「そうね…」

このあと、マァマとヨリイさんとジョーくんの家族5人は、のみものとスイーツを注文して、A班のメンバーたちとティータイムを過ごした。
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