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それでも僕は
第14章 14★






「さて…と」
昨日同様に俺はハッテン場に来ていた。今日はYシャツにスラックスとシンプルな格好をしている。上客を求め、もっとオシャレをしたほうが良いのか?とも考えたが、部活中心の生活を送っていたのであまりオシャレには詳しくない。
「あの…君いくら?」
そんなことを考えながら客を探していると気弱そうなスーツの男が俺に声を掛けて来た。
「……高いよ?」
俺が男に金額を伝えると男は目を瞠った。
「……払えないなら、今の誘いは聞かなかったことにするよ」
「………分かった、支払うよ」
一応男に気を使ったつもりだが男は逆に意固地になって俺を買った。俺は男と一緒に昨日とは違うラブホに入った。
「……別に無理しなくても良いよ?」
「あぁ…妻が不倫して、離婚した時の慰謝料があるからね、金の心配はいらないよ…その代わりに目茶苦茶になるまで僕を抱いてよ」
地味でおどおどした男に料金を払えるか不安になって、退路を作ったつもりだったが、男は重めの事情をぶっちゃけた。
「お兄さん、初めてにたいだけど、俺で本当に良いの?」
「なんでも良いから早く僕を抱け!!」
散々渋る俺に苛立った男は俺を押し倒した。
「んっ…」
男は俺の胸倉を掴んでキスをした。男はあまり経験ないのか、キスはかなり下手だった。俺は男の咥内に舌を潜り込ませ、主導権を奪う。
「あっ…ふっ…んんっ…」
男は咥内を蹂躙されて身体から力が抜ける。男は深いキスで酸欠に陥り瞳に涙に貯まる。
「……っはあ…」
俺の唇を離れると男は物惜しそうに舌を出す。
「キスだけでいっぱいいっぱい見たいけど、俺のモノを本当に挿れて大丈夫?」
「うるさいッ…金は払ったんだからさっさと僕を抱け」
完全にやけになっている男に俺はため息を吐いた。俺は男のスラックスとパンツを脱がせる。そしてローションで男の後腔を解す。
「あっ…ふっ…んんっ…は、早く…挿れろ…」
「ちゃんと解さないと入らないよ」
初めての男の後腔にいきなり俺のソレを挿れようとしたところで挿るわけがない。先を急ぐ男をなんとかなだめつつ、俺は男の後腔を解していく。
「さ、さっさとしろ…って…言ってん…んっ…のに…あぁっ」
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