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それでも僕は
第20章 20★
「はッ…ふッ…んんッ…」
4人の男を同時に相手したせいで体力の限界が近い。それでも俺は男達がケイに手を出さないように、必死に腰と手を動かして男達のソレに奉仕する。
「オラ、口を開け、黒崎…お前の口でイカせろ」
俺は口を開けて芹沢のモノを咥える。
「そろそろ、時間的に限界か…黒崎…次イッたら終わりにしてやるよ」
芹沢は俺の頭を掴み前後に動かしながら腕時計で時間を確認する。早くイッてくれと願いながら腰を動かし、両手でふたつのモノを扱き、咥えているソレをしゃぶる。男達は小さく呻いたあと俺に精液をぶつけた。
「はぁはぁ…」
「今日の黒崎…マジでエロかったな」
男達は俺を散々犯して満足したのか上機嫌な声を出す。機嫌の良い男達とは対照的に、俺の気分は最悪だった。ケイには、ケイだけには男に抱かれているところを見られたくなかったのに…。
「彼氏くんの前でヤッたせいか、いつもより感じやすくて良かったな」
男達の脳天気な声に殺意が沸く、裏路地に連れ込んで俺を犯すのはともかく、こんなことにケイを巻き込みやがって…。ケイには、天涯孤独で重い病気を抱えているケイには、何も気負いなく幸せになってほしいのに…。
(でも…自業自得か…)
ケイに何がなんでも生きてほしいからとはいえ、恋人であるケイを裏切って躰を売っている俺に天罰が下った。ケイのためならどんな酷い目にあっても良いと思っていた俺に、ケイの…世界で1番大切な人の前で犯されると言う天罰が…。
「か、鍵…」
「あぁ、忘れるところだった、ほら」
俺の言葉で原田はケイの手錠の鍵を投げ捨てる。男達はイカされ過ぎて動けない俺と手錠で両腕を塞がれているケイを放置して去って行った。
はぁはぁ…ご、ごめん…ケイ…す、少し休んだら動けるようになるから」
早くケイの手錠を外してあげたいのに、男達に抱き潰されたせいで身体が動かない。
「わ、悪いケイ…今、手錠外すから…」
30分くらい経ってようやく動けるようになった俺は路地に落ちている鍵を拾い、ケイの腕に付けられている手錠を外す。ケイは手錠が外れると口を塞いでいたタオルを取る。ケイは地面に手を付いて何度も咳込む。
「ゲホッ!!ゲホッ!!」
「だ、大丈夫か?ケイ!?」
発作を起こしたのか?と最悪の予感が俺の脳裏に過ぎり、ケイの背中をさすろうとする。
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