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普通少女ミヨの普通夏
第2章 下足室で男子を、普通に誘惑する
振り向いた先輩のケンジは、金髪碧眼の美少女の姿に気づいて、微笑みを送ってきた。
『先輩~ッ♡ホテル~ッ!わたしをホテルに誘って~~ッ!』
しかし、ケンジは微笑んでミヨをじっと見てくるだけで、それ以上、何もしないし、何も言わない。
『え…っと、どう、しよう?わたしからホテルに誘うなんて嫌だし…。でも、このまま黙っていたら、せっかくのチャンスがふいになるし』
とにかく何か話しかけているうちに、ラブホテルに行こうという話に発展するかもと期待し、ミヨは再び口を開いた。
「あの…、先輩…、ケンジ先輩…」
呼びかけるだけでもある程度の効果は、幸い、あった。
ケンジは微笑みを強くして
「なにか用?」
と親しげに声をかけてきたのだ。
いや、親しげというのはミヨの思い込みだろう、リアルはこのケンジがただ先輩で年上で余裕があったというだけなのだが。もちろん、ミヨの美少女な姿には目が行っているだろうが(ミヨは、学校内の有名人だったし)。
『どう、しよう?次の言葉が、見つからない…。先輩がわたしをラブホテルに誘うようにもっていくには…?』
ふと、ミヨの脳内に
<セックス=愛し合う>
という言葉が浮かんだ。
『愛…。あ、恋愛関係になれば、わたしをラブホテルに連れてってくれるかも』
ミヨは、さっそくそれを実行した。
「先輩…、わたし、その、ケンジ先輩のことが…、前から、す、好きなんです~ッ!」
ただ、すんなり言うんじゃなくて、なるべく言葉を途切れ途切れにして恥ずかしがっているという印象を与えようとした。
すると、ケンジは、瞬間すごいうれしそうに満面の笑顔になった。そして。
「ありがとう…。きみ、ミヨという名前の1年生の子、だね?僕も、前からきみのこと、気になってたんだ…。その、なんというか…」
とケンジは、言葉が急にしどろもどろになり、やがて決心したような表情になって
「僕も、きみ…ミヨちゃんのことが、好きだ!」
と答えてきた。
ミヨは、狂喜した。
『やったあああ~ッ?これで、先輩はわたしをラブホテルに誘ってくる~ッ!勝利!!』
『先輩~ッ♡ホテル~ッ!わたしをホテルに誘って~~ッ!』
しかし、ケンジは微笑んでミヨをじっと見てくるだけで、それ以上、何もしないし、何も言わない。
『え…っと、どう、しよう?わたしからホテルに誘うなんて嫌だし…。でも、このまま黙っていたら、せっかくのチャンスがふいになるし』
とにかく何か話しかけているうちに、ラブホテルに行こうという話に発展するかもと期待し、ミヨは再び口を開いた。
「あの…、先輩…、ケンジ先輩…」
呼びかけるだけでもある程度の効果は、幸い、あった。
ケンジは微笑みを強くして
「なにか用?」
と親しげに声をかけてきたのだ。
いや、親しげというのはミヨの思い込みだろう、リアルはこのケンジがただ先輩で年上で余裕があったというだけなのだが。もちろん、ミヨの美少女な姿には目が行っているだろうが(ミヨは、学校内の有名人だったし)。
『どう、しよう?次の言葉が、見つからない…。先輩がわたしをラブホテルに誘うようにもっていくには…?』
ふと、ミヨの脳内に
<セックス=愛し合う>
という言葉が浮かんだ。
『愛…。あ、恋愛関係になれば、わたしをラブホテルに連れてってくれるかも』
ミヨは、さっそくそれを実行した。
「先輩…、わたし、その、ケンジ先輩のことが…、前から、す、好きなんです~ッ!」
ただ、すんなり言うんじゃなくて、なるべく言葉を途切れ途切れにして恥ずかしがっているという印象を与えようとした。
すると、ケンジは、瞬間すごいうれしそうに満面の笑顔になった。そして。
「ありがとう…。きみ、ミヨという名前の1年生の子、だね?僕も、前からきみのこと、気になってたんだ…。その、なんというか…」
とケンジは、言葉が急にしどろもどろになり、やがて決心したような表情になって
「僕も、きみ…ミヨちゃんのことが、好きだ!」
と答えてきた。
ミヨは、狂喜した。
『やったあああ~ッ?これで、先輩はわたしをラブホテルに誘ってくる~ッ!勝利!!』