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セックス講座
第1章 初講義
教室内にシゲルとめぐみの二人を囲むように、アクリル板が立ち上がった時、AI音声が教室の外の98人の女子学生に伝わった。
<この音声は、ブース内の二人には聞こえません。受講生のみなさんは、そのブースの周囲に着席してください。ただいまより、セックス講座、Bパート講義を始めます。このBパートは、リアルに男女の性行為を観察する内容です。なお、講義は、急きょ中止になることがあることをあらかじめご了承のほどを>

その女子学生のひとり、明美(あけみ)は、そのブースを見ていた。
男子学生と女子学生が、仲良く手をつなぎ合って着席している。ただ、仲良くというよりは、男子学生が女子学生の手を握り、女子学生が戸惑っているような感じではある。
ともかくもとAI音声の指示に従い、明美は、ブースにかぶりつきの位置にあるイスに腰かけた。
するとブースのある床の部分だけが50センチほど上昇し、離れた後ろのほうからもブース内が丸見えに。

ブース内からAI音声が、聞こえてきた。
<目の前の薬を服用してください。妊娠と…を防ぐ特製…>
明美は、思わず息をのんだ。
そう、その薬を服用するということは、この2人の男女は今からエロいこと、エッチ、セックスをする展開になるのだ。
男子学生が、先に薬を飲んだ。
そして、周囲の女子たちの視線が、ブース内の女子であるめぐみの指先に集中した。
めぐみは躊躇していたが、やがて意を決したようにその薬を手に取り、そして口に入れ、飲み込んでいた。
「キャアアア~~~ッ♡」
周囲の女子のひとりが、悲鳴を上げた。
女子が薬を飲んだ…、それはいよいよ、男女のリアル性行為が始まることを意味していたからだ。

その甲高い悲鳴に反応するように、AI音声が教室内に響く。
<ブースの外の音声は、ブース内には一切聞こえません。ブースの外のようすは、ブース内からは、一切見えません>
<逆に、ブース内は、外から丸見え、丸聞こえです>

そして、ブース内のAI音声が、二人の男女に指示する声が、また聞こえた。
<服を脱いで、すっ裸になってください>
「キャアアア~~~ッ?」
「ギャアアア~~~ッ!」
「うああああ~~~ッ?」
こんどは、10人くらいの女子が悲鳴や歓声を上げた。明美も、そのひとりだった。
「今から、シゲルとめぐみが、セックス~~~ッ!!!」
明美は、声を張り上げ叫んでいた。
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