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籠の中の天使
第2章 苦しみと光…
名前すら知らない男の子達…。
勝手な噂で勘違いしてる子達…。
名も無き獣と呼ぶに相応しい子達…。
私の腕を押さえてる一人が制服のセーラー服の上から私の胸をまさぐり出す。
「すげーっ、相原の胸ってデカい。」
「そりゃ、色んな男に揉まれてるもんな。」
違う…。
あの街にはあの街のルールがある。
男の人は女の子に触ってはいけないというルール…。
そんな事すら知らない男の子達が私の胸を揉みしだく。
「それよりもこっち…。」
私のスカートを捲った大きな男の子の手が許可も無く私のパンティーを膝まで下ろす。
「んーっ!!」
声にならない声で叫ぶ。
知らない男の子達に恥ずかしい部分を晒す羞恥心よりも、大切な部分を自分勝手な男の子達に我が物顔で触られる恐怖から身の毛が弥立つ。
「見ろよ…、これが女のマンコだぜ。」
「見えないよ。」
「広げたら見えるか?」
男の子は乱暴に私の花弁を押し開く。
「んーっんーっんんっ!」
「なんだよ?気持ちいいのか?もっと触って欲しいのか?」
獣に伝わる言葉など有りはしない。
「この穴…、ここにチンチンを挿れんだぞ。」
誰かから聞いただけの薄っぺらな知識をひけらかし自慢げに言う男の子の汚れた指はズボズボと乱暴に私の体内を掻き回す。
お腹中が裂けたかと思うほどの激痛が走る。
私の目からは大粒の涙が零れ落ちてる。
なのに…。
「なんかヌチュヌチュしてるし…、濡れてるって事か?」
「なら、もうチンチンを挿れても大丈夫って意味だ。」
「マジに挿れるの?」
「相原は毎日、色んな男のチンチンを挿れてんだから金さえ払えば気にしないって…。」
私の存在を虫けら程度にしか考えられないくせに身体ばかりが大人のように大きくなった男の子はズボンのファスナーを下ろし自分の股間のものを私に向かって差し出す。
どす黒くパンパンに腫れ上がった棒なんか気持ち悪いとしか思えないのに男の子は無理矢理に私の中へ押し込めようとして、太腿にその棒を何度も何度も擦り付ける。