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籠の中の天使
第25章 貴方の為に…
このヌルヌルを亀頭に広げるように撫で回せば、南斗の身体がピクリと反応を見せてくれる。
今度は私がニヤニヤする。
「もしかして…、挿れたくなって来た?」
こんな風に挑発すれば南斗は必ずムキになる。
「挿れて欲しいのは咲都子だろ?」
クロッチを横へズラし、南斗の指先が直接、股間を撫でて来る。
「ひゃっ…。」
南斗の指先も私が溢れさせた愛液でヌルヌルとしてる。
その濡れた指先がクリトリスを撫で始める。
「くはぁん…。」
ギュッと南斗の肉棒を握っちゃう。
「先にどっちがイクか試してみるか?」
南斗が意地悪に笑う。
「いいよ…。」
意地になって南斗の肉棒を上下に扱く。
南斗も額にキスをすると私のクリトリスを愛撫する。
全身がカッと熱くなる。
ジンジンと広がる快感から逃げたいのに逃げられない。
「あっ…、やあっ!そこ…、だめぇ…。」
「んじゃ、こっちならいいのか?」
親指でクリトリスを撫で回しながら人差し指と中指が私の体内へと挿って来る。
「南斗っ!狡いっ!」
「狡いとか言うなよ。」
頬にキスをしてからも南斗の愛撫が続けられる。
南斗をイカせる余裕なんか失くして南斗の身体にしがみつく。
「イキたい?咲都子…。」
「あっ…あっ…、もうっ…イクゥ…。」
アクメに達しようとする身体が南斗の指を締め付ける瞬間、南斗が私の腰を抱いて快感から逃げられないように押さえ付ける。
「アーッ!アアッ…。」
イッても止まらない愛撫に悶えて叫び声を放つ。
「まだ…、足りない?」
私にお強請りをさせたい南斗が愛撫を続けたまま顔中にキスを落として囁く。
「んあっ…、おね…がぁい…。」
「何が?」
「挿…れて…、ああっ…。」
溶かされた頭は、もう何も考えられない。