この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater8.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
籠の中の天使
第4章 診察
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
その瞬間、何かを堪えるように南斗がギュッと私を抱き締める。
南斗の手が熱かった。
南斗の手が触れる部分の全てが熱かった。
私は南斗の温もりの中で眠る。
籠娘は南斗という籠の中で南斗という男を縛り付ける醜い女だ。
私が寝たフリをすれば南斗がそっとベッドから出て行く。
トイレに行った。
自分の勃起を治める為に…。
南斗の自慰に興奮する。
私を思ってしてくれる。
私は南斗を思って乳首に自分の手で触れる。
硬くなってる。
その乳首を弄りながらパンティーの上から敏感な芯を指先でそっと撫で回す。
オナニー…。
私と南斗のオナニー…。
それが繋がり…。
ねえ、南斗…。
イきそう?
私もイッちゃう。
女の悦びももう知ってる。
クリトリスを責めると私の全身が火照って、腰から下の筋肉がキュッと強張り、お腹の中がキュンキュンする。
「イク…。」
南斗に聞こえないように枕に顔を押し付けて果てる。
腰が震えてお腹の中が痙攣する。
そして襲って来る気怠さに身を任せて眠る。
すぐに南斗が戻って来て、何事も無かったかのように私を抱き締めて眠る。
「咲都子…、愛してる。」
そう呟く南斗が私の首筋に何度も口付ける。
南斗の手がパジャマの上から私の胸をまさぐる。
南斗は私が眠ってると思ってる。
私の乳首は南斗の指先に反応してさっきよりも硬く熱くなり、イッたばかりのアソコからはパンティーの中でトロリとした愛液が流れ落ちる。
ハァハァと熱く込み上げる小さな息を南斗に隠す。
「咲都子…。ごめん…。」
諦めた南斗が私の胸を触るのを止めて眠る。
籠娘は好きな人と愛し合う事すら許されない。
![](/image/skin/separater8.gif)
![](/image/skin/separater8.gif)