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籠の中の天使
第5章 間違ってもいい…
私は痩せてて醜い籠娘…。
泣きたい気分になる。
お風呂から出たら無言の南斗が私と入れ替わりにお風呂に行く。
さっきまでご機嫌だったのに…。
悲しくなる。
傍に居てくれるだけでいいとか思う年頃は終わった。
今は確かなものを感じたい。
「湯冷め…、するぞ…。」
リビングにあるテーブルの前に踞る私の頭を南斗が撫でる。
狭いマンションだから、キッチンの横にあるリビングには私と南斗が食事をしたりテレビを観たりするテーブルしか無い。
「南斗が…、好きなアイスあるよ。」
「明日でいい…。」
私を見ずに南斗が自分の部屋に行く。
待って…。
私は南斗を追い掛ける。
「ほら、今日は疲れたろ?さっさと寝るぞ。」
私の為にベッドの掛け布団を開く南斗はいつもの南斗に見える。
「うん…。」
いつもの南斗の温もり…。
いつもの南斗のキス…。
私の眉間や頬に口付けて南斗が寝る。
それはいつもと同じ夜だと思ってた。
思ってたのに…。
身体がビクンと震えた。
眠ってたはずの私の意識が覚醒する。
またビクンと震える。
「はぁ…。」
勝手に熱い吐息が口端から漏れる。
知らない間に、パジャマのボタンが1つ、2つと外れてて溢れ出た胸に南斗が口付けをしてるのが見える。
思わず口に自分の手の甲を当てた。
私が眠ってると思ってる南斗が私のおっぱいを舐めてる。
ぴちゃぴちゃと音を立てて胸の先を口の中で舐め尽くす南斗…。
感じるのは南斗の舌が私の乳首を転がす感覚だけ…。
ザラつく舌で撫でられる乳頭がキュンと小さく硬くなる。
ジンジンとお腹の中に快感が広がる。