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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第1章 秋月 健人編
「お兄ちゃんにヒントをあげよう! 胡桃、そのパイパンマンコでこの5日間何人とセックスした?」

…………………一気に顔が青ざめた

「……4人です」

「嘘だろ……あぁぁぁぁぁぁ」
ボクはショックに我を忘れて、叫んだ。
そして頭を抱えた。


「色々思い出し…考えて、バラバラだったピースが1つづつ嵌めていけば、この4人が誰なのか分かるはずだ…君が導き出した答えは聞かないけど、する事があるよな?」

優吾兄の言葉が突き刺さる…4人が誰なのか容易に分かった。そして自分の予想が当たっていた…。顔を上げると膝立ちで私を見つめる胡桃の顔があった。
ボクはソファーから腰を浮かせた。優吾兄はそれを止めなかった…
胡桃に抱き締め、号泣しながら
「胡桃、ごめん…ごめんなさい…ボクが逃げなければ…ごめんなさい…ごめんなさい…情けないお兄ちゃんでごめんなさい」
とひたすら謝罪をした。全てボクが悪い…

胡桃もボクを抱きしめてくれた…謝るボクの頭を優しく撫でてくれる。
「私もお兄ちゃんが虐められてるの知らなかった…ごめんなさい」
と胡桃も泣き声で答えた。

五分くらい抱き合った。
気持ちを吐き出して少しスッキリする、妹も仲直り出来たと思う。でも現実は変わらない…。

ボクはゆっくりと胡桃と離れた。
そして優吾兄の前で土下座をした。
「お願いします…胡桃を解放してください…何でもします、どんなことでもしますから、胡桃を解放してください」

「胡桃は俺の奴隷になった。アイツら3人は童貞を捨てたけど1回きり、俺が許可しなければ触る事も出来ない。胡桃は幼いけどいい女だ、俺は気に入っている。強制はしてないぜ?胡桃が選んだ道だ」
「それでも、ボクが全部悪いんです。胡桃は何も悪くなくて…ボクはどんなに不幸になっても構いません、お願いします。胡桃は許してください」

「でも巻き込んだのは君だ。胡桃だけを不幸にしたくない、代わりにボクが不幸になる。それを胡桃が許すと思うか?」

「……それは…」
繰り返すと思った。

「それで提案だ! 兄妹揃って不幸になれ…最初に言った友達になろうに繋がる話だ。」
「…」
男の言葉の意味が分からない…胡桃が不幸になるのは嫌だ。

ドアが開く音がして優吾が入ってきた。
雰囲気を察したのか、無言で立ってた。

「優吾、カメラ寄越せ」
そう言われると優吾が兄にハンディカムを渡す。
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