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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第1章 秋月 健人編
土曜日
親は海外旅行へと朝早くに旅立った。

目覚めは胡桃が起こしてくれて朝食にトーストと玉子焼きを作ってくれた。
今日の胡桃も可愛い…朝練に胡桃は早めに出掛けた。
1人になると優吾達の約束を思い出して発狂したくなった…まだ迷っている…変な事しないって約束を守るのだろうか…
それに土日って言ってた…土曜日と日曜日の2日なのか…日曜日まで帰って来ないのとは全く意味が違ってくる。

ただ、ボクが知る優吾は女の子に弱い…子分の2人も…学校で女の子と一緒にいる所を見た事が無い。
幼稚園、小学校低学年の時の優吾の事は胡桃も知ってる、優吾も胡桃の幼稚園時代を知ってるはずだから初対面では無い。

時計をチラッと見ると、慌てて椅子を引いた…遅刻しちゃう。慌てて家を飛び出した。


放課後、いつもの場所へ

「作戦通り、財布は家に置いてきたな?」
「うん」
確認するように優吾が言い、ボクは頷く
そしてスマホを渡せの命令に素直に従った。

勝手にロックを解除し、GPSで位置確認をしている。ボクと胡桃は互いの位置が分かるようにしていた。
「これ、自宅で合ってるよな?」と優吾が画面を見せる、「うん」と弱々しく頷いた。

「打ち合わせ通りに連絡しろ」と優吾が高圧的言う
「ち、ちょっと待って…1つだけ確認したい事があるんだ………土日って言ってたけど、泊まるとか無いよね?」

1度言葉を止めて、3人が無言だったので言葉を続けた

3人が顔を見合わせている…少ししてから優吾がボクを見て
「盛り上がって、時間忘れて電車無くなったらお泊まりだな。お前の妹が帰りたいって言ったら帰してやるよ」

曖昧な言葉、ボクが居ないのに夜遅くまで他人の家にお邪魔するような胡桃じゃない…
何が言い返そうとすると

「お前、俺が嘘つきだって言うのかよ」
凄みを感じる声で優吾に威圧され、言葉を飲み込んだ。
首を振って否定する。信じたいんだ、と心で叫ぶ。

スマホを返された。連絡しろと言うことだろう

「トルルルル…もしもしお兄ちゃん、なぁに?」
胡桃の可愛い声が耳に刺さる。
部屋を見てもらい財布を探してもらう、あった!と返事
友達の家に遊びに行く約束をしてるけど、家とは逆方向の為待ち合わせに大幅遅れそうな為、悪いけど友達の家に財布を持ってきて欲しいと伝えた。
胡桃は全く疑う素振りもなく、直ぐに行くと返事をくれた


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