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出身中学の教育実習には行かないほうがいいよ、ホント
第2章 その日の昼休み
教師の授業以外の仕事のメイン時間帯は、昼休みである。
そのため、教師たちは、昼休みの前か後の時限をわざと授業無しにし、その空いている時限に昼食をとる習慣がある。
第2職員室にも、4時限目、給食が運ばれてきた。
生徒用の給食よりは豪華なメニューだが、給食には変わりない。
「みそ汁、薄ッ」
3週間、こんなものを食べ続けないといけないとは…。

そして、4時限目終了のチャイムが鳴った。
校庭が、喧騒に満ち始めた。
しかし第2職員室付近は、静かだった。近くに生徒が集まるような場所が、ないからだ。
ということで、僕は、研究授業で使う教材のチェックや、授業の進め方を考えたりすることにした。ちなみに教科は、社会科にした。教える内容は全部教科書に載っていて、知識が不要だからである。

昼休み開始から3分後。
「失礼しま~~す♡」
と突然女子生徒の声がし、そしてあれよあれよという間に、半袖体操着・超ミニ短パンの女子生徒が5人も、この第2職員室に入ってきた。
「え?え?え?」
もちろん、僕は、その5人の顔を見るのが初めてで、名前も知らない。
「だ、だ、誰、ですか?な、な、なにか、用事、ですか?」
僕は、ひどくどもりながら、尋ねた。
『たぶん、部屋を間違えたんだろう』
とタカをくくっていた。

ふと僕は、無意識に顔を上げ、5人の女子の顔を見てしまった。
『うわっ?すげえ、かわいい…ッ!美少女5人衆だ…』
5人のうち2人は背がすらっと高く、大人びた感じ。
あと3人は、2人よりも背が低く、幼い感じ。
背が高い2人は、共に鼻筋がすっと通って非常に整った顔立ち。
3人のうち2人は幼い顔だちだが、あと1人は背の高い2人と似てとてもきれいな顔だちをしている。




『あ、しまったッ!』
僕は、慌てた。
そう、僕の人相は、極悪犯罪人級である。僕は、鋭い視線で怖い顔で、その5人をじろじろじろじろとにらみつけ、そして、なんてこった口からよだれをあふれさせそのしずくがぽたぽたと机の上の教科書に…。
『万事休すッ!僕の人生が、終わった…。監獄行きだ…』

僕は、観念して、目を閉じた。
人生最後に見たのが5人の美少女でよかった、と思った。これからの地獄のような生活、この5人の顔をおかずに自分を慰めよう…。
「ノリくん~♡ひさしぶり~~~♡」
「え?」
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