この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きっかけは十人十色
第24章 衝撃
「お待たせしました」
ナチュラルな木目のテーブルの上に、詩乃が皿と器とを並べていく。
仕切りのあるワンプレート皿に、おにぎりが二つ、ポテトサラダとロールキャベツが乗せられている。
「ごめんね。テーブルあんまり大きくないから、ワンプレートにしちゃった。あと、食べづらいかもしれないけど、箸の余分がなくって」
申し訳無さそうな顔で、割り箸をそっと渡された。
「それからこれ、かきたまスープ。お味噌汁だとバランス的にどうかなって思って」
「いいよ、全然。ありがとう。いただきます」
手を合わせて、割り箸をパキッと割った。

「このポテトサラダさ」
食べ進めてしばらくして、ふと口を開いた。
「うん」
「にんじんが甘い気がする」
「あ、……苦手だった?」
「ううん、美味しい」
「それなら良かった」
表情を緩めて、詩乃もポテトサラダを口に運ぶ。
「最初にね、にんじんをサラダ油で軽く炒めてから、ほかの具材と混ぜるんだって。色のツヤも出るし、甘さが増すって言ってた」
/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ