この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きっかけは十人十色
第25章 嵐の到来
『はい、大丈夫ですよ。いいお返事お待ちしてますね』
「ありがとうございます。ではまたご連絡致します。……はい、失礼致します」
音が途切れるのを待ってから、受話器をゆっくり置いた。
肩で大きく息を吐くと、田嶋先輩の方を向く。
「タンブラーの話なんですけど、篠田興産の得意先が、ぜひ直接話を聞きたいって言ってるらしいんです」
「うん、察しはついた。で?」
「来週の月曜日、午後1時半に平田さんが行く用事があるらしくて、同席の提案を頂いて」
「うわ、すげぇ」
文字通り目を丸くして、驚きを隠さない様子だ。
「スケジュール確認して、一旦折返しにしましたけど」
「だよな。で、どうなの?空いてる?」
「バッチリです」
細かに予定が書かれた手帳を開きながら答えた。
「よっしゃ、結果次第では忙しくなるぜ。覚悟しとけよ?」
「はい」
コツンと拳同士を合わせた。
/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ