この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きっかけは十人十色
第4章 公私の区切り
たしか2ヶ月くらい前からか。俺がフリーになったのを誰かからそれとなく聞きつけたんだろうけど、サバサバしてるわりにグイグイ押してくる感じが逆に距離を置きたくなる。
職場恋愛はしたことはないが、仕事中も顔を合わせるのに、プライベートでも顔を合わせるのは考えられない。それこそケンカしたら気まずいだろうし。
一般的に言えばもちろん美人だし、さばけた感じも変に気を遣わずに済むから良い面もある。焦げ茶色のロングの緩やかな巻髪に目を惹かれる男も多いだろう。
ロックオンしたら一直線なタイプなんだろうが、俺はごめんだ。
ついでに言うなら香りが少し強い。
香水それ自体に罪はないのだが、ふわりと香る程度がちょうど良いのに、鼻をくすぐられるとむず痒い。
苦手意識がそう思わせている感は否めないが。現に鷲見先輩の営業成績は決して悪くない。手腕があるにせよ、多くが同様に思うなら敬遠して数字には表れないだろう。
/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ