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きっかけは十人十色
第11章 3年半前の記憶
それとも、最寄り駅は一緒だから待ち伏せるとか。いや、どの改札を使うか分からないし時間が合う保証もない。
家は分からないから、やはり連絡してどこかで待ち合わせるしか確実に話ができる方法がない。でも電話して、出てくれるだろうか。
もしかしたら、これきりってこともあり得る。
――これきり?想像したら胸がぎゅっと痛くなって、じんわりと涙が出てきた。
スマホの画面にぽたぽたと滴が落ちる。
「…櫂…」
だめだ、気持ちが不安定になってる。
どうしよう、どうしたら…ぐるぐると答えの出ない思考のループに陥ってしまい、考えることを放棄して、涙が自然に止まって落ち着くまでしばらくその状態でいた。
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