この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きっかけは十人十色
第13章 突然の来訪
木山さんの身体を反転させて何とか足を伸ばすと、後ろから抱き締めるような格好になった。
この密着状態は嬉しい反面、少しでも気を許すと暴走しそうな危うさもある。
いや、実際さっき暴走しかけたけれども。潤んだ目で上目づかいは反則だと思う。
自分で無理にはしたくない的なことを言っておきながら、行動が伴ってない。
理性のスイッチなんて脆いものだ。
そんなことを考えていると、木山さんの耳元に何となく視線が行って、そういえばと思い出した。
「あ」
「どうしたの?」
「いや、えっと…ちょっと待ってて」
と立ち上がろうとした俺を、そのままの姿勢で見上げる。まだ目は赤い。
「すぐ戻るから」
「うん」
疑問を残した表情で頷いて、俺が寝室から目的の物を取って戻ってくると、目線が手元にきたのが分かった。
「あ…!無くしたと思ってた」
立ち上がって、俺の手からイヤリングを受け取る。
「…これ、買ったばかりなの。良かった…」
/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ