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きっかけは十人十色
第18章 さじ加減は
「いいよ、夜だし危ないし。気持ちだけで」
『…この前よりは早いと思うけど。あ、もしかして料理の腕疑ってる?』
「いや、それは思ってない!断じて!」
何故か食い気味に返してしまった。
それに、この前とは来るにしたって事情が違う。
『ふふ、良かった。その…長居はしないから。つまらないグチ聞いてくれたお礼と思ってくれればいいかなって。行っていい?』
間が絶妙で、ノーと言わせないような声色だ。可愛いな、全く。
「うん。待ってる。気をつけてね」
と、素直に返事をし、通話を切った後でふと気づいた。
長居しないからって言ったよな。あれ、エッチなし?
いやいや、ご飯を作りに来てくれるんだ。顔を見れるしそれだけでもありがたいのに、変な期待をしてはいけない。明日もお互い仕事があるし、よくよく考えたら一昨日したばかりじゃないか。
心の中で繰り返し言い聞かせて、煩悩を振り払った。
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