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きっかけは十人十色
第18章 さじ加減は
やがて飲み終わったマグカップをテーブルの上にそっと置くと、身体の片側に木山さんの体温を感じた。
「…ごめんね。体重かかって重たいと思うけど。ちょっとだけ」
すり寄るような甘え方が愛しく思えて、肩に流れかかってきた髪を指で挟んで、感触を確かめるように弄んだ。
しばらくその状態でいたものの、
「くすぐったい」
と身を捩り始めた。
「嫌?」
「ううん」
もたれかかったまま、上目使いで左右に首を振る。
視線を絡ませると、髪に触れていた手を離して、そのまま顎を軽く持ち上げて唇同士を触れさせた。
唇からお互いの体温が移る。
名残惜しくはあるものの、求めたくなる熱に変わる前にゆっくりと唇を離した。
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