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恍惚なる治療[改訂版]
第7章 乱される身体
振り向くと、先程の上気した表情とは比べ物にならないくらい、目をギラつかせた雄の表情をした柳川先生が居た…
幼い雰囲気が消え去った、男としての顔に全身がゾクゾクする…
「今…何しようとしてたんですか…」
「……すみません、行き過ぎました…」
特に何も語らず、深呼吸して冷静になったのか、いつもの笑顔を浮かべるとティッシュで身体に飛び散った精液を拭ってくれた。
「シャワーを浴びて来て下さい」
重い身体を起き上がらせ、浴室に向かう。
裸になって、肌に熱いシャワーを浴びせているうちに先程の柳川先生との情交を思い出して、血の気が引いていった…
ヤバい…快楽に身を任せ過ぎて、今まで持った事の無い深い性欲を味わってしまった…
しかも、最後のアレ…お尻に当てて何を…
ゴソゴソ…
…何だ、脱衣所から物音が…
「…!?ど、どうして脱いでるんですか!?」
浴室の扉を薄っすら開けると、そこには柳川先生が上半身裸でベルトに手を掛けて、全て脱ごうとしているところだった。
「僕も入ろうかと思って…身体洗ってあげますよ」
「結構です!」
「いいじゃないですか、男同士でシャワー浴びるのは別に変な事じゃないですよ?」