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恍惚なる治療[改訂版]
第1章 プロローグ

「あん、ああっ、いいよぉ…」
「はぁはぁ…」

「……」

ベッドが軋み、肌が激しくぶつかり合い、欲に溺れた甘い声…

「あ、あっ!イク、イっちゃ…」
「ううっ…」
「ああっ!好き…」

隣の部屋が静かになったら、布団から顔を出した。
あんな声と音を出して、俺が起きないとでも思っているのか…?

10歳の頃に父親が亡くなると、母親は俺が寝る時間に頻繁に男を家に招き入れ、身体を重ねるようになった。
初めは好奇心から覗いていたが、違う男と絡み合う母親に嫌悪感を抱き、やがて布団を被ってやり過ごすようになった。

(あれだけ父親の事が好きだったのに、亡くなったらこれか…)

まだセックスなんて知らない10歳の俺には、その行為が汚らしいものと思えて、性というものに嫌悪感まで抱くようになった。

(早くこの家から出たい…)

欲望に塗れたこの家から出ていきたい…




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