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恍惚なる治療[改訂版]
第11章 晩夏の甘い思い出
「…っ!?」
不意打ちのキスに動揺していると、再びキスをされ、舌を挿れられる…
「ん、んぐっ…」
チュ、クチュ…
「…っは!」
「ふぅ…」
唇が離れると、柳川さんは俺の肩に顔を埋め、荒い息を吐く…
「どうしたんですか…」
「あなたの浴衣姿を見た時からずっとドキドキしっぱなしなんです…いつもと違う色気の漂う姿に当てられて、家に帰るまで我慢出来そうもない…」
俺の手を取って立ち上がると、林の中に連れて行かれ、俺を木にもたれさせると、濃密なキスをお見舞いしてくる…
外でこんなキス…
いくら人が来ないからと言っても、誰かに見られる危険性があるのに…
「ん、んやぁ…」
身体がその先を求めている…
「は、佐伯さんエッチ…キスだけでこんなにして…」
キスだけで勃起しているのは柳川さんだって同じだ…
同じ勃起でも、女性が相手か柳川さんが相手かによって身体の様子は全く違う…
柳川さんとだと、一緒に快楽を共有して、気持ち良くなりたいと思う…
「はぁ、柳川さん…」
「佐伯さん…少しだけ、シてもいいですか?」