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恍惚なる治療[改訂版]
第2章 最初の治療
「私の勝手な見解なのですが、佐伯さんの不快感は性欲を発散する事で軽減されたのがご本人の状態からも明らかなので、今後はカウンセリングを行いながら、女性に対する性欲をコントロールして、少しずつ発作をを改善していく必要があるので、定期的に通院していただく必要があります」
「今回だけじゃないんですね…」
「すみません…ですが、佐伯さんが日常を送れるようにする為の大事な治療ですので…もし自慰行為がご自身で出来るのであれば、今回のような治療は行いません…ですが、佐伯さんはご自身で自慰行為をされた事が無いようですので、私に任せていただければ、安全に佐伯さんをスッキリさせられますよ」
どことなく自分に自信がある言い方に腹が立った。
気持ち良かったのは否めないが…
「俺だって出来ますよ。やろうと思えば…」
「でしたら大丈夫ですね。その場合はカウンセリングと薬の処方をさせていただきますので。後で胃腸薬を処方しておきますので、薬局で受け取って下さい。来週お待ちしてますね、お大事に…」