この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恍惚なる治療[改訂版]
第13章 俺に出来る事

卵を焼いて巻いていくところを撮影しながら、これが俺に出来るのか不安になってくる。
弁当箱に唐揚げ等を詰めていき、ご飯を入れて弁当が完成した。

「美味しそうだ…」
「ありがとうございます。基本は佐伯先生お1人で料理してもらう事になるんですけど、大丈夫ですか?」
「うん、もし分からない事があれば、電話で聞くから。ありがとう」
「いえ。これならAさんに喜んでもらえますね」

綺麗に作られた弁当を前に、柳川さんの笑顔が思い浮かび、頰が緩みそうになった…

ーーーーーーー

翌日から料理の練習を始め、メモ通りに調理を進めていく。

「あっつ…」
「アレ?中が少し赤い…引き上げるのが早かったか…」
「うわ、甘い…砂糖多かったか…分量計らないと…」

独り言を呟き、悪戦苦闘しながらも唐揚げは中まで火が通ったサクサクのものが、ブロッコリーも茹で時間をタイマーで測って丁度いい固さに作る事が出来た…

唯一苦労してるのが、卵焼きの巻き方…
味付けはお手本通りに作れるが、フライパンで焼いて巻く際に卵が引っ付いて、スクランブルエッグ状態になってしまう…



/309ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ