この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恍惚なる治療[改訂版]
第13章 俺に出来る事

「あなた一筋」だと言ったところで、柳川さんの顔が綻び、満足そうにニヤニヤし始めたのを見て、俺の方が恥ずかしくなってきた…

「好きだとは言えない癖に、そういう甘い台詞はサラッと言っちゃうんだから…」
「それは…本音なので…」
「本音が出るなら『好き』って言っちゃいましょうよ」
「言えませんよ…」

「言って」と濡れた双眼で見つめられ、言葉に詰まる。
俺でさえ、なぜ言えないのか分からない…
いつも喉の奥に「好き」が引っ掛かって、出てきてくれない…

「す、す…」
「……」
「やっぱりダメだ…」
「えー…まぁ、お楽しみは後に取っておきましょうか…」

言い終えると、ソファに押し倒され、首筋に舌を這わせられる…

「んっ!」
「お弁当のお返し、させて下さい…」
「あっ…」

唇を塞ぎながら、シャツのボタンを焦らすように1つずつ外される。
露わになった胸に柳川さんの冷たい手指が這う。

「ん…」
「肌をピンク色に染めて、心拍数も上がってる…期待してますね…」
「柳川さん…ここじゃなくてベッドで…」
「嫌です。今ここで佐伯さんを愛したい…」



/309ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ