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恍惚なる治療[改訂版]
第13章 俺に出来る事
きっと嘲笑してるに違いない…
手の下で泣きそうになっていると、柳川さんの柔らかい声が届いた。
「乳首だけでイッてくれて、とても嬉しいですよ」
「は…?」
「アソコを触らずに射精されたのは、僕の愛撫に凄く感じてくれた証なんですよ。もしくは今回たまたま乳首で感じ過ぎて射精してしまっただけかもしれませんから、恥ずかしいと思うような事じゃありません…だから、顔を見せて…キスしたい…」
手を退けて柳川さんの顔を見上げると、穏やかな笑みを浮かべ、手の平にキスを落とした。
「泣かないで…」
「泣いてない…」
「目潤ませてるくせに…」
「……」
目を逸らすと、嬉しそうな含み笑いが聞こえ、頭を撫でられる。
「下気持ち悪いでしょ?脱ぎましょうか…」
僅かに頷くと、腰を上げてベルトを外すと、ズボンと下着を一緒に脱いだ。
性器にねっとりとした液体が絡み付き、不快感に襲われる。
「あー、汚れちゃってますね…綺麗にしてあげますね」
「…っ、あっ」
チュ、チュプ…
「あん、あっ!」
性器を握ると、根元から先端にかけて丁寧に舌を這わせて白濁液を舐め取って、時折ジュッと吸われる。