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恍惚なる治療[改訂版]
第13章 俺に出来る事

掃除という名目の口淫に弄ばれた性器は硬く兆し、指先で弾きながら柳川さんは喉を鳴らす。

「ふっ、綺麗にしただけなのにこんなに膨らませて…敏感で可愛らしい…」

先端にキスを落とし、愛おしそうに撫で回す。

「舐めて欲しいですか?手で擦って欲しい?」
「…りょうほ…」
「欲張りですね…いいですよ。両方してあげます。沢山イッて下さい…」

熱っぽく呟くと、膨らんだ先端を咥えて舌で丹念に舐め回し、竿を右手で荒々しく擦られる。
下半身の強烈な快楽に、ソファの上で悶える事しか出来ず、身体を左右に揺らして柳川さんの肩を掴む。

「あー、あうっ!うぐっ、あっ…」
「我慢せずイッて下さい…」
「や、やなが…イク、イク!ううぅぅ…」

身体を震わせて柳川さんの口内で果て、柳川さんは嫌な顔を見せずに精液を飲み干した。
一息付くと、鋭く欲を孕んだ視線を俺に向けると、ソファから身を起こした。

「少し待っていて下さい…ローションとゴムを持ってきます…」



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