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恍惚なる治療[改訂版]
第13章 俺に出来る事

動けずにその場で待っていると、柳川さんがゴムとローションのボトルとタオルを手に戻ってきた。
タオルを腰の下に敷くと、右手にローションを垂らした。

「少し冷たいですよ」
「はい…うっ…」

秘口を解して、ゆっくりと侵入してくる。
俺は目を閉じ、ナカで動く指の感触をじっくりと味わう。

「は、はぁ…」
「もう大丈夫そうですね…挿れますよ」

柳川さんはローションを膜を着けた己の性器に塗りたくり、臀部に押し当てた。
張り詰めた肉欲が秘口をノックし、入り口を押し開いていく。

「う…はっ…」

毎回入ってくるこの瞬間だけは慣れない…
すんなり入ってくれれば良いのだが、太いソレが入ってくる感覚に息が詰まる。

「痛くないですか?」
「はい…」
「もう少し…ですから…」

深呼吸をしながら柳川さんを少しずつ受け入れると、先端が前立腺を掠める。
俺の反応に気を良くした柳川さんは、その部分を擦り上げ、ねっとりと腰を揺する。

「あんっ」
「はっ、はぁ…佐伯さん、凄く締め付けて、くる…」
「ん、言わないで、下さ…」



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