この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恍惚なる治療[改訂版]
第3章 2回目の治療
「理人、今日はどうしたの?元気無いと思ったら、ギンギンになって…いつものねっとりエッチもせずにガツガツ突いてきて…」
「萎えちゃうと思ったから…」
「その割には2回もイカされたんだけど〜」
恋人の様に甘えてくる彼女はいつもなら可愛くてスキンシップをしたいと思えるのに…
今はその気が全く起きず、心変わりの早い自分の気持ちにショックを受けた。
それだけ彼に気持ちを持っていかれてるんだ…
「ねえ、かえで」
「ん、どうしたの?」
「僕達、関係を解消しないかな?」
「…えっ?はっ!?どうしたのいきなり!?勃たなかったの引き摺ってる?私は勃たなかったの何とも思ってないからねっ」
「違うよ」
これ以上中途半端な状態で彼女を付き合わせるわけにはいかないし、彼ときちんと向き合う為にも今の状態はダメだ…
「好きな人が出来たんだ…」
これ以上自分の今の気持ちに嘘は付けない…