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恍惚なる治療[改訂版]
第3章 2回目の治療
柳川side
チュプチュプ…
「あんっ…」
「はぁ、気持ち良い?」
「ん、理人…いい…」
仕事終わりにセフレの彼女に呼び出され、ホテルのベッドで唇を貪り合う。
1年以上この関係が続いており、どこが弱いかなんて熟知している。
「こんなにヌルヌルにして…僕がそんなに欲しいの?」
「ん、もう、欲しい…」
欲しいと言われれば、すぐにでも欲望を蜜が滴る泉の奥まで突き入れて、彼女を満たしているのに…
「……」
「理人…今日も?」
「ごめん、勃たせて…」
「もう、しょうがないなぁ…」
チュパ、クチュ…
「はぁ…」
普段なら舐めてもらうだけで硬くなるのに、最近は違う…
気分が乗らない…
「疲れてる?」
「ごめん、もう少し続けて…」
「ん…」
疲れてるわけじゃない…
気持ちが別の方に向いてしまっている…
彼の姿が焼き付いて…
『あっ、ぐっ…』
「あっ!」
「んふっ!?」
彼の感じる顔、喘ぎ声が頭を過ぎると、全身の血が熱く滾り、性器が硬さを得て勃ち上がった。
急に勃起した僕のモノに驚いている彼女を四つん這いにして、狭い蜜口に質量を持ったソレを突き入れた。
「ああっ!」
「ふっ…」
腰を揺すってる最中、彼の姿がダブって見え、更に興奮して激しい抽送を繰り返す。
華奢な彼の身体を組み敷き、後ろに思いきり押し込んで痛みと快楽に悶える彼を見たい…
「はぁ、はぁ…」.
僕はダメだ…
目の前の彼女より、患者の彼にあれだけ欲情してるなんて…