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恍惚なる治療[改訂版]
第5章 彼の素顔
不快感は消え去り、快楽だけに支配される。
柳川先生に俺のを舐められてるシーンを見るだけでもヤバい…
視覚的にも追い詰められ、気が付けば先生の頭を押さえて快楽を強請っていた。
「だめ、それ以上、したら、あっ、出ちゃ…」
「はぁ、出して…佐伯さん…」
欲情した…獲物を狙う瞳で見つめられ、胸が苦しくなった。
先端を強く吸われた瞬間、頭の中が白く瞬いて全て吐き出した。
「あ、あああっ!!はぁ…」
「んん…」
ドクドクと脈打ちながら先生の口内に精液が流れ込み、口の端からは白濁液が溢れ出している。
全部出し切ると、脚の力が抜けてその場にへたり込んだ。
「すみません…!先生の口の中に出しちゃって…すぐ吐き出し…」
柳川先生は俺の顔を覗き込んで目を細めながら喉を鳴らした。
「え、の、飲んだんですか!?」
「はい、佐伯さんのだから飲めました」
「いや、それ飲むものじゃないですよね!?」
口から垂れた精液も拭って舐め取ると、俺の手を引いてリビングのソファへと導かれた。
「少し口をゆすいできます…」
頰にキスを落として柳川先生はリビングを後にした。
柳川先生…何を思って俺なんかにキスを…
考えを巡らせていると、頭の回転が鈍くなってきて、瞼も重たくなってきた…
「佐伯さん、お待た…あー、寝ちゃったか…」