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恍惚なる治療[改訂版]
第6章 男性同士

書店を後にして、モール内の案内板を眺めているとペットショップが目に入り、とら丸のご飯が残り少なかったのを思い出した。

「すみません、ペットショップに行ってもいいですか?」
「勿論いいですよ。僕ばかりに付き合っていただいてすみません」

書店をからペットショップまで距離があり、到着すると少し疲れたが犬と猫の愛くるしい姿を見ると、僅かな疲労感も消え去った。
キャットフードととら丸お気に入りの紐のおもちゃを購入し、柳川先生の元に行くと、ガラス越しに仔猫にちょっかいを掛けていた。

「可愛いですねー。猫ちゃんのご飯を買われたんですね。佐伯さんのお宅ではどんな猫ちゃんを飼われてるんですか?」
「キジトラのオスです。マイペースな奴で、俺が必死に原稿仕上げてる最中でもお構い無しに机に乗って遊んでアピールをしてくるんですよ」
「そうなんですね。僕も飼ってみたいけど、うちペット不可だからなぁ…」

病院で見せる堅苦しい姿では無い、柔和な姿を見せる先生に妙に身体がムズムズする…
変な意味じゃなくて、俺だけに見せる素顔のような気がして…




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