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占領された国の一幕
第1章 占領された国の一幕
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C共和国の侵略を受けた日本。
自衛隊は半年待たず戦闘能力を失い、行政機関は機能不全に陥った。それから10年。現在はC共和国の傀儡政権が国を仕切っている。大都市圏は完全にC共和国に支配され、Cの軍人が跋扈している。

一方、地方では市民有志を核とするゲリラ戦線、レジスタンスが激しく未だに抵抗していた。

北陸方面においては、C共和国の侵略を受け、ゲリラ戦線が押し込まれていた。その中で唯一C共和国軍を撃退しているレジスタンス組織に、鳴は身を投じていた。
十数人の部下を率い、主に食糧や物資の輸送任務についている。

そんなある日、鳴の輸送部隊が、董卓率いる強行部隊に奇襲されてしまった。
森が深く味方の援軍も頼めない場所での奇襲に、鳴の部隊は数人が死傷、大半は投降、鳴の他、数人が捕縛された。

その後、鳴と捕縛された数人、投降した部下たちは董卓の前線基地に連行された。

が、今、鳴はその前線基地に設置された格闘リングの上にいる。
董卓が「俺と格闘技で対決して勝てれば全員逃がしてやる」と持ちかけてきたのだ。彼らしいゲスな狙いを鳴は十分理解している。
どう考えても勝てそうにない相手だが、鳴にはサバイバルナイフが与えられた。ハンデだと。それに「申し出を受けなければ今からお前の部下を一人ずつ殺す」と…受ける以外に選択肢がない。

リングに立つ鳴は自らを奮い立たせ、チャンスに掛けようと決意を固める。
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