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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第16章 想い③
くちゅくちゅと、唾液を舐め合う音が響き渡る。
リースは岩肌に身体を押しつけられ、立ったままの状態でレフからの愛を唇一杯に受けていた。
「んんっ……、はぁはぁ……、れっ、レフ……、手を放して……」
舌を絡み合わせていたリースが唇を放し、拘束を解くよう懇願した。
しかしレフの力は緩まらない。乱れた息が、リースの口元にかかる。
「リースも俺と同じ気持ちだと知って……、凄く嬉しい。だけど、それと同じくらい怖い……。この手を放せば……、ちゃんと掴んでおかなければ、またあなたが連れ去られてしまうような気がして……」
そう言って、再びキスの雨がリースの唇に降り注いだ。手を拘束する力が、さらに込められる。
彼の想いを唇に受けながら、レフの言葉を頭の中で反芻した。
リースは岩肌に身体を押しつけられ、立ったままの状態でレフからの愛を唇一杯に受けていた。
「んんっ……、はぁはぁ……、れっ、レフ……、手を放して……」
舌を絡み合わせていたリースが唇を放し、拘束を解くよう懇願した。
しかしレフの力は緩まらない。乱れた息が、リースの口元にかかる。
「リースも俺と同じ気持ちだと知って……、凄く嬉しい。だけど、それと同じくらい怖い……。この手を放せば……、ちゃんと掴んでおかなければ、またあなたが連れ去られてしまうような気がして……」
そう言って、再びキスの雨がリースの唇に降り注いだ。手を拘束する力が、さらに込められる。
彼の想いを唇に受けながら、レフの言葉を頭の中で反芻した。