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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第16章 想い③
(……レフの言っているのは……、敵に捕まった時の話?)
味方の逃亡時間を稼ぐため、レフに後を頼み、自ら囮となったことを思い出す。
彼がどのような想いで自分を送り出したかを考えると、胸が苦しくなった。あの時、最後まで彼女の案を必死で反対していたのは、彼だったのだから。
もし逆の立場だったらと思うと、ぞっとする。
さらに連れ去られ彼が拷問を受けるとなれば、自分は果たして正気を保っていられるだろうか。
リースは岩肌に押し付けられた身体を少し起こすと、自身の唇をレフに押しつけた。
そして、彼の唇に舌を這わせ、少し開いた隙間から舌を差し込んだ。
自分から、彼の口内を攻める恥ずかしさを感じながら。
味方の逃亡時間を稼ぐため、レフに後を頼み、自ら囮となったことを思い出す。
彼がどのような想いで自分を送り出したかを考えると、胸が苦しくなった。あの時、最後まで彼女の案を必死で反対していたのは、彼だったのだから。
もし逆の立場だったらと思うと、ぞっとする。
さらに連れ去られ彼が拷問を受けるとなれば、自分は果たして正気を保っていられるだろうか。
リースは岩肌に押し付けられた身体を少し起こすと、自身の唇をレフに押しつけた。
そして、彼の唇に舌を這わせ、少し開いた隙間から舌を差し込んだ。
自分から、彼の口内を攻める恥ずかしさを感じながら。