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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第17章 想い④
(音が響く……いやらしい音で頭がいっぱいになっちゃう……)
耳の入口を塞がれ、口内で交わされる唾液の音が頭の中一杯に響き渡った。
脳内が淫靡な水音に侵食され、生まれた疼きを慰めて欲しいと、ナカを犯す指を締め付けた。
ちゅぴっと音を立て辛そうに唇を離すと、頬にキスを落とすレフに哀願する。
「あっ……うっ……れふ……、おねがい……いか……せて……」
彼を求める欲はさらに濃く熱くなり、甘い毒となってリースの全身にまわっていた。もう発情した身体を解き放つことしか、考えられない。
ゆらゆら揺れる光が、リースの潤んだ瞳を怪しく照らし出す。誘うような色香に満ちた表情が、レフの欲望をさらに熱くした。
しかしはちきれんばかりの欲を抱きつつも、レフはナカに入っていた指を抜いた。名残惜しそうに、指についた愛液が糸を引いて切れる。
突然、気持よく自身を揺さぶっていた刺激がなくなり、リースは慌てて振り返った。
「れふ……、なんで……?」
彼は答えない。
もう少しで快楽の限界に達しようとしている身体は、耳元で濡れた指を舐めとる音が聞こえただけで、はしたなくヒクつく。
耳の入口を塞がれ、口内で交わされる唾液の音が頭の中一杯に響き渡った。
脳内が淫靡な水音に侵食され、生まれた疼きを慰めて欲しいと、ナカを犯す指を締め付けた。
ちゅぴっと音を立て辛そうに唇を離すと、頬にキスを落とすレフに哀願する。
「あっ……うっ……れふ……、おねがい……いか……せて……」
彼を求める欲はさらに濃く熱くなり、甘い毒となってリースの全身にまわっていた。もう発情した身体を解き放つことしか、考えられない。
ゆらゆら揺れる光が、リースの潤んだ瞳を怪しく照らし出す。誘うような色香に満ちた表情が、レフの欲望をさらに熱くした。
しかしはちきれんばかりの欲を抱きつつも、レフはナカに入っていた指を抜いた。名残惜しそうに、指についた愛液が糸を引いて切れる。
突然、気持よく自身を揺さぶっていた刺激がなくなり、リースは慌てて振り返った。
「れふ……、なんで……?」
彼は答えない。
もう少しで快楽の限界に達しようとしている身体は、耳元で濡れた指を舐めとる音が聞こえただけで、はしたなくヒクつく。