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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第18章 想い⑤
「ぁん……、あつい……」

 指とは違う熱くそそり立つ存在を感じ、リースの唇から艶めかしい吐息が洩れた。

 求める物を与えられる期待感から、吐息は熱と欲が混じった荒いものへと変わっていく。
 
 彼女の高まりを息遣いから感じたレフも、同様だった。

 白く柔らかい肌に自身があたり、言葉に出来ない刺激が思考を満たしていく。

 まともに働かない頭は、ただ本能のままにリースに擦りつけ、自身の存在を彼女の身体に刻み込もうと動いた。

 彼の先端から溢れたものが、リースの肌を穢していく。それに気づき、男の身体についてまだ無知な彼女は、素直にその疑問を口にした。

「レフ……、んっ、なにか……出てる……?」

「リースが可愛すぎるから……な。今度、ゆっくり教えてあげる。でも今は……、もっとあなたを感じさせて……」

 質問をはぐらかすと、レフは自身をリースの秘所に擦りつけた。十分潤ったそこは、すぐに熱い欲望を濡らし、潤滑油となって肌の上を滑っていく。

 彼が動くに合わせて、リースが可愛らし反応を漏らした。

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