この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第8章 解毒④
「んっ……」

 リースから、小さく声が洩れた。
 しかし、快を刻みつけられた身体には、レフの行為は物足りない。

(違う……、そこじゃ……ないのに……)

 欲しい刺激を心の中でねだりながらも口には出せず、察してくれと必死に視線で訴える。焦らすような弱い刺激が、切なそうに下腹部に熱を籠らせた。

 しかしレフの舌は、胸の頂点を避け、その周辺を行ったり来たりしている。

 リースが少し頭を起こすと、彼と視線が合った。その表情は、意地悪そうに口角が上がっている。

 彼がわざと焦らしていると気づいたリースは、泣きそうな表情で訴えた。

「れっ、レフ……の、いじわる……」

「意地悪とは心外ですね? どのへんが、意地悪なのか説明してくれないと……」

「ううっ……、それは……んっ、わっ、分かってるくせ……んぁっ」

 胸を鷲掴みされたかと思うと、これまた弱い力で優しく揉まれ、リースはさらに切なくなった。
 腿をすり合わせ、自身で欲しい刺激を得ようとするが、それすらもどかしい。

 下腹部がキュンキュンと収縮し、もっと欲しいと脳に訴えかける。

 焦らされ切なそうに動く姿は、彼の支配欲を大いに満たした。
 真っ赤に染まったリースの耳元に唇を寄せると、甘く低い声で囁く。

/140ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ